忘れもしない東京駅での出来事
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今週のお題「激レア体験」
どうも、ブラザーです。
先日、下記の内容について記載いたしましたが、非常に多くの方々より読んでいただき非常に嬉しかったです。アカペラに限らず、音楽全体としてAIは日々進化を続けているので、「良い音楽をきく」「良い音楽を発信すること」が非常に重要なのかなと感じています。
さて、ブラザーコラムということで、今回は週刊はてなブログの”今週のお題”より「激レア体験」ということで記載をしたいと思います。
何か珍しい植物を発見した、何か珍しい乗り物に乗ったとかではありませんが、ある意味激レアな体験で且つ忘れもしない出来事を書きたいと思います。諸事情で、当時の写真を載せることはできませんが、事実ということは言えます。
私が、まだ大学院1年生の頃だったお話です。
今から約7年前くらいになります。
当時、物理化学の研究をしていた私は、横浜で開催される学会に山形からきていました。1日目に学会が開催され、2日目は観光して帰るという予定をしており、研究室も人数が少なかったため、今回の学会に参加をしたのは私1人でした。
学会は年間で数回開催されますが、学会にも様々な種類がありそれぞれ開催地も違います。田舎である山形から、横浜という近代的な街に遠征するという時点で心はワクワクしていました。
ちょうど東京スカイツリーが完成した頃で、2日目の観光として横浜のホテルから向かい、眺望から東京の街並みを見ることができたという思い出もあります。
さて、その日はあとそのまま山形に帰るだけでした。
東京駅に到着後すぐに改札に入り、新幹線のホームに向かいました。新幹線のホームにはすでに東京駅発山形行きの新幹線が止まっており、出発時刻に余裕があったため自動販売機で飲み物を買いました。
確か20:00くらいだったため、その時刻から山形に向かう人も少なく、ホームはちらほら人が見受けられるくらいだったのを覚えています。
ちょうど自由席の車両に歩いて向かっている時のことでした。
前方から、少しフラフラと酔った感じで歩いている男性がおり、私とその方の間には誰もいなかったため、対面式の形となりました。
「だいぶお酒飲んでるのかなー」
心の中でそのように思っていました。
季節は秋頃だったにも関わらず履いているズボンは短パン、短髪ヘアーで頬を若干赤くされており、出張か旅行の帰りなのか疲れた様子も伺えました。
ただ、どこかで見たことあると思い
だんだんと近づくに連れてようやく気づきました。
”あ、勝俣州和さんだ” と。
山形生まれの僕にとっては、東京で有名人に会うことは憧れでした。東京に行けば、たくさんの有名人に会うことができる・・・そう感じていました。
そんな中で、出会った唯一の有名人でした。
ただ、サインとかそういうのはもらわなくてもいい。相手も疲れていそうだし、せめて挨拶だけできれば、、と思い、緊張の中で声をかけさせていただきました。
「あのー勝俣さんですか」
僕と目があった勝俣さんは、「そうだよ!」と話してくださいました。「応援してます」と続けて声をかけようと思った次の瞬間。たまたまデジカメを手に持っていた私に、
「あ、カメラ持ってるじゃん。写真撮りたいの?」
と、まさかの一言。こんなチャンス滅多にないと、近くにいた方にご協力をいただき一緒に写真を撮らせていただきました。
その光景を見ていた5名くらいのグループが、自社で製造している漬物を見せながら、勝俣さんにもぜひ召し上がっていただきたいと話しており、
「おお!美味しそうですね!!」と明るく話されていました。
もともと人が少なかったこともあり、それ以上の人は増えませんでしたが、その後私たちに明るく挨拶をしてホームから姿を消しました。
どんな時も、明るく姿を振る舞う様子は、まさにスターだなぁと感じました。
東京駅での忘れもしない思い出です。
ちなみに、この5名くらいのグループからはマネージャーと間違えられました。
それでは。