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転職は悪いことなのか

 

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寒い時期がやってきました。もう今年も2ヶ月くらいで終わりかと思うと、2019年もあっという間だったように感じます。

 

 

昨年の10月は、前職を退職した月でした。


 

 

 

 

転職をしたことは、僕にとってこの人生で大きな出来事となりました。だって、自分の生活の収入源にもなりますし、自分自身がこれから生きていく道に関わることなんですから。

 

そんな人生の分岐点となった昨年の10月は、正直恐怖と闘っていました。「これからの自分はどうなるのか」「本当に転職することが自分にとって幸せなのか」「自分が転職をすることでこの会社に迷惑をかけてしまうのではないだろうか」など、たくさんの不安と闘う日々が続いてました。

 

ただ、結果として今は幸せな毎日を過ごすことができています。

 

もちろん、今の会社にも嫌なことだってありますし、前職とはまた違った悩みとかもあります。それでも、自分の選択は間違っていなかったと言えます。

 

「転職は悪いことなのか」

 

そう感じることが、まだまだこの世の中には見受けられます。「終身雇用」が当たり前という考え方が、少なからず存在するからだと思います。

 

 

僕が転職活動を行なっていた際も、某大手日系企業で「あなたは今辞めるべきだったんですか。なぜ転職する必要があったんですか」と深く詰められたことがありました。うまく説明できないと内定はもらえないと転職アドバイザーにも言われましたね。

 

「また同じような理由で辞めるんじゃないか」

「所詮は、すぐ諦める人間何だろう」

 

 

そんな憶測を持たれることも多々ありました。それも仕方ないとは思っています。ただ、そこを詰めることよりも、いかに過去を分析して、これからどうして行きたいのか、この会社で前職の力を生かして何ができるのかを一緒に話せる場が作れれば、企業も雇われる側もWin-Winの関係性が築けると私は思います。実は、一社別会社の選考が当時進んでおり、その会社では上記のような話し合いをしながら面接を行うスタイルでした。ベンチャーから東証一部に上場した企業です。

 

「この会社で何ができそうですか」

「尊敬する先輩はどんな人でしたか」

「後輩は何が苦手そうでしたか」

「この事業、あなたならどうしたいですか」

 

 

シンプルな質問のようで分析力を試す質問のオンパレードでした。ただ、辞めることに対して詰めるようなことはしませんでした。だからこそ、前向きに回答ができました。

 

「転職は悪いことなのか」

 

この考え方がなくなるような時代が来れば、もっと仕事の選択ができ、個々が自分自身の能力について考える機会が増えると思います。ただ、ここで僕が言いたいのは、転職をすることが正しいというわけではありません転職を悪と思う環境に反対ということです。

 

雇う側も、選考に当たって労力と時間・投資をしているわけですから、やっぱり自社で貢献できる人が欲しいわけなんですよ。当然、遊びじゃないんですからね。だから、入社した後に、自分のスキルはやっぱり問われます。それはどうしても覚悟しなきゃいけないと思います。そして、最初の会社は最低でも1年、できれば3年は働いてから転職した方がいいです。どんな会社でも社会という場では一緒なので、やっぱり自然と何かしら身についているものです。それは、次の会社でもきっと活かせると思います。

 

今日は、「転職は悪いことなのか」という題材で書きました。僕が当時苦しんでいたのは、自分自身が心のどこかで「転職は悪い」という考えを持っていたからだと思います。ただ、考えて欲しいのは「自分の人生である」ということです。仕事を途中でやめて無責任だと思う方もいるかもしれませんが、もしもその状況が抜け出せないのであれば、一生抜け出せないと思った方がいいです。会社が潰れない限り仕事は増え続けるんですからね。

 

転職について前向きに考えられる世の中には、少しずつなってきていると感じています。これから転職をしようと考えている人は、ぜひ自信を持って一歩踏み出してみてください。

 

 

 

kinoko1629.hatenablog.com

 

 

kinoko1629.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未経験は注意!転職エージェントの考えを見極めること

ブラザーです。

今日は、NewsPicksに掲載されていた記事について書きたいと思います。

 

上記の記事は、「転職の思考法」という本を参考に取り上げている記事です。その中に、

そもそもIT企業というのは、基本的に規模が大きくなっても、それほどたくさん人がいらないビジネスなんだよ。

と記載があります。

 

転職活動中、SEに興味があったので未経験募集の会社へエントリーをしました。(正直、SEについては上っ面のことしか理解しておらず、どのような会社があるかはわからないまま、エージェントに任せて応募していました)

 

応募して2日間くらいで書類選考の合格がきたA社。早速面接のため訪問をすると、事務員らしき方が3名と、社員が4名程。あとは、常駐先にてプロジェクトを進めているとのこと。

 

業界の仕組みについて知ったのは転職活動中のことでしたが、「常駐」という形で、プロジェクトを行っている会社へ派遣され、そこでの作業が終了したら、また次の現場へいくという形の企業が多いようです。

 

この「常駐」という言葉がポイントですね。

 

転職エージェントは、「IT業界に興味がある」という人に対して、特に未経験にはSEを進めてきます。エージェントからも「目のつけどころが違いますね」「ITはこれから重要になりますから、SEはおすすめです」と数社を紹介されました。

 

記事にも書いていますが、実際に「IT企業」と掲げていても、実際は人材派遣を行う企業が多いようです。または、新規開拓のために営業として走り回るか・・・・。転職活動をしていても、確かにそのようなイメージが強かったです。

 

転職エージェントのほとんどは成功報酬型のため、早く自分がオススメする企業に内定してほしいという気持ちが強いです。そのため、未経験を募集している会社は比較的派遣をする人材確保に動いているため、「入りやすい」ということから強く勧める傾向があります。

 

IT業界未経験の人(僕もそうでした)にとっては、「プログラマー」「SE」という2つがごっちゃになっており、「SEになればプログラムを自分で作って、いずれはプログラマーとして年収を多く稼げる!」というイメージが強いです。ただ、現実は甘くありまくないなぁというイメージを持ちました。

 

僕がよくみるYoutuberにUtsuさんという方がおり、その方が以前このような動画を公開していました。


客先常駐の仕事だけは選ばないでください

 

客先常駐でのデメリットについての話です。これはSEに限らず、僕が12月に経験した工場での派遣にも言えるものがありました。「常駐」といっても、結局「派遣」には変わりないんだなと。

 

kinoko1629.hatenablog.com

 

 

ただ、上記の記事にも書いてますが

その下にいる人々は使い捨てでいい。つまり、人を育てる必要なんてないんだよ。これが転職先としてはオススメしない理由だ。

もしそれでもタナベテクノロジーに入りたい場合は、一通り技術と人脈をつけて、上のポジションで入ることを勧める。繰り返すが、大事なのは『仕事のライフサイクル』だ

※ここでのタナベテクノロジーというのは、転職の思考法に出てくる実在しない企業です。

 

結局は、技術を磨いて上のポジションをとにかく狙っていくことが重要ということです。これも、一般の派遣と同じことだと思います。

 

転職活動はなにかと不安が多く、早く企業の就職したいという気持ちは十分わかります。しかし、転職エージェントの中でも、IT業界で実際に働いたことがある人は少ないはずです。つまり「業界をうわべで話せても、中身である現状までは知らない」ということです。

 

転職は慎重に。っていうのは本当ですね。

 

 

 

【仕事】派遣のアルバイト(短期)を1ヶ月経験してみて感じたこと

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どうも、ブラザーです。

1月から新しい会社に入社するにあたり、1ヶ月間人材派遣業社に登録して、単発のアルバイト生活を送っていました。その生活も本日をもって終了となりました。

 

まぁ、1ヶ月毎日働いていたわけではありませんが、初めて「派遣」としてアルバイトをしたので、その経験を踏まえて感じたことを今日は書きたいと思います。

 

主に行った仕事

・カレンダー梱包用ダンボールの作成

カレンダーを入れる箱(ダンボール)の作成を8時間。

1箱20秒〜30秒で作成、1分で約2箱、60分で100〜120箱、

1日の業務時間が8時間だったため、だいたい800箱以上作成。

 

・お歳暮、ギフト関係の梱包、仕分け

食品、飲料関係のお歳暮を小分けにされたダンボールから出し、のし紙を貼り付ける。また、それらをカゴに入れて搬出する作業。雑誌を袋に梱包して搬出する作業。また、いらないダンボールをひたすら潰す作業。

 

ファミリーレストランで販売する小物(おもちゃ)の梱包、検品

小物類を検品し、箱に分ける作業。50〜80箱のダンボールを作り続ける。

 

・アパレル商品の検品、仕分け、梱包

ダンボールの作成、名札を取り付ける作業。30人で手分けをして約30,000品の取り付け作業を行っていく。

 

・事務所移転に伴うオフィス家具の搬入、搬出(引越し業務)

廃棄オフィス用品の搬出、レイアウト変更のサポート(机移動や棚の移動)

 

 

とにかく肉体労働!!でした。

 

もちろん名札の取り付けなどは、手先のみでの作業なので楽ですが、それでも8時間近く立ちっぱなしの状態で作業を行っていたので疲れましたね。

 

一緒に働いていた方々は、若い方は高校生、年配の方では60歳近くの方までいました。男女比は半々といったところです。引越し業務はさすがに男性のみでした。

 

 

年齢が近い20代後半〜30代前半の方々とお話しをすると、ほとんどの方が「転職活動を行いながら派遣としてお金を稼いでいる」ということでした。ただ口を揃えてみなさん同じことをお話しされていたんですが、

 

 

派遣として働きながらの転職活動は厳しい!!ということです。

 

実際に働いてみるとわかりますが、ほとんどが肉体労働なので、仕事が終わってから転職活動に向けた準備を進めるなんて到底出来ません。(まぁ、あくまで個人的に感じたことです)

 

以前退職に関するブログを書いたとき、「転職者は次の仕事を決めてからやめた方がいい」と書かせていただきました。

 


派遣で働きながら転職活動をするという考えも間違いではありませんが、やはり正社員として働きながらの方が、転職活動はやりやすいです(ブラック企業等は除く)。一緒に働いた人の中には、派遣として働き初めて半年以上が経過した方もいました。両立が難しいとわかっていても、派遣の仕事を優先するために転職活動がうまく行えていないということです。

 

 

転職活動中に感じたことですが、やはり退職してからの「期間」を企業は見ます。要するに「あなたは何をしてたの?」ということです。もちろん、「生活費のためにお金を貯めていました」という理由も納得はできますが、「両立できなかったのか」という点を企業は優先して見ると思います

 

おそらく1ヶ月〜2ヶ月以上空けてから活動をすると、上記について問われると思います。僕が面接官だったらそのように思います。

 

退職してから転職活動を行うのであれば、まず転職活動を優先することをお勧めします。というか、そうした方が絶対にいいです。「これから長く勤める企業として、ゆっくりと企業を見ていきたいために、このタイミングで退職を致しました」という理由が使えます。

 

 

派遣労働についてのメリットもあります。一番は時間が自由に使える(自分で仕事の選択を自由にできる)という点です。時給もそこそこもらえますし、残業はほとんどありません。(あったとしても2時間くらいでした)

 

働き方は自由です。ただ、早く転職先を決めたいという方は、上記をアドバイスとして受け止めていただけると嬉しいです。

 

 

今回は、この一ヶ月の経験を踏まえて感じたことをお話ししましたが、「転職」についてだけ考えさせられたわけではありません。

 

今まで”派遣”という言葉を知っていても、その現場を知らなかったのでいい勉強になりました。現場を知って感じたのは、「現場に支えられている」ということを忘れてはいけないということでした。

 

踊る大走査線の映画で、「事件は現場で起きているんだ!」という名言がありますが、まさにそうですね。いくら机上で展開をしても、いくら営業で織り込みをかけても、結局物を出したり、入れたりするのって現場なんですよね。汗を流しながら、いかに効率的に生産できるかを常に考えてくださる現場の方々に感謝するべきだと思いました。

 

 

2019年1月から新しい場所で、精一杯頑張っていきます。

 

  

 

 

民間企業にいた僕が感じた、公務員の仕事について

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前職では建築関係の仕事に携わっていました。業務内容としては建材メーカーの営業です。民間から公共建築まで幅広く営業活動を行っていました。

 

大学時代には”公務員を目指すと将来安定”などと親から言われたものです。そんなことを下記の記事を見て思い出しました。

 

営業として、よく地方の役所・役場を訪問していました。前職が、ちょっと特殊な営業スタイルだっため建築・住宅課だけでなく福祉課や児童教育課、林業課、財務課など多岐にわたり訪問しては担当と話していました。記事を見て共感したのは下記の文章ですね。

 

利益を全くといっていいほど追求しない職業ですので、基本的には与えられた役割を前例踏襲でミスなくやることが求められます。

より良い改革案などは毛嫌いされ、変化を嫌う環境ですので、やる気のある若手もどんどん保守的にならざるを得ません。

 

まぁ、本当に保守的な考えの人が多かったです。「実績がないことは安心できない」というのが、私が思う公務員に対してのイメージですね。

※決して悪いことではないですよ。

 

 

ある地域の教育課を営業していたときに、自社が提供する建材を使ってみたいという職員(教育課 担当者A)がいました。(一社指定はもちろん禁止です。国の認定製品としてのPRと、コンサルティングとしての立場で営業していました)担当者Aは年齢が20代後半から30代前半、中肉中背の男性でした。

 

担当者A「いま、新しい保育園の計画をしてるんです」

 

私「では、このようなプランはいかがでしょう。よければ資料お送りします」

 

担当者A「え!いいんですか。是非資料がほしいんですよ!」

 

その後、勉強会もやりたい、プランの詳細な部分をあくまでコンサルとしての立場でご相談を受けていただきたいなどいろいろな要望があり、対応を行っていました。プランを詰めていく中で、その地域で建設している園舎の費用、またこれまでの実績からさらにコストダウンを図ることが分かり、担当者Aは「教育課から建築課に対して提案を行う!」と言いました。

 

別日に訪問をすると、年配の担当者Bが出てきました。以前までお話しをしていた担当者Aは、訪問時に私からも十分見える位置に机があったため、そこに座っていることは確認できました。

 

私「あのー、OOさんはいらっしゃいますか?」

 

担当者B「あー、彼なら担当から外れました。私が担当になります」

 

私「では、先日の続きをご説明・・・」

 

担当者B「いや、もう結構です。これまでの実績に基づいたプランで進めます」

 

その後、電話で担当者Aとお話しをしたが、新しいことよりも過去の実績の方が安心できることから却下をされたとのことでした。また、同時に担当を外されたとお話しをしていました。

 

 

民間企業は自社の製品を販売し、そこから得た利益で新しい事業を展開していきます。そのため、計画がしっかりとしていれば提案はしやすいです。特に中小企業・ベンチャー企業はそのような傾向が強く感じます。しかし、役所などは税金に基づいての公務になるため、「市民の意見」に耳を傾けるのが当然です。新しいことをしようとすれば、市民が反対をする恐れがあるとして消極的になりやすく、保守的な考えのもと計画が行われていきます

 

すべての役所がそうとは限りませんが、これまで営業を行ってきた役所に対するイメージは上記の通りです。やりたいことがやりにくい環境なのかもしれません。その代わり、会社が潰れるといった不安感などは、ほとんどないというメリットがあるため、「公務員は安定」というイメージは確かに強いです。

 

ただ、個人的に様々な地域の役所・役場を営業してきた中で、”いい地域だなー”と感じた街は職員がすごくイキイキとしながら、新しいことにチャレンジをしていました。自社製品を使ってくれていたからということは関係なしに、役所内の雰囲気からそのように感じとれます。

 

地域貢献に対し直接結びつくのが公務員の仕事だと思いますし、役所・役場内から積極的にチャレンジができる環境ができると、より働いていて面白みがあるかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

3年半勤めた会社を辞めた話

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10月に3年半勤めた会社を辞めました。突然の決断ではありましたが、悩みに悩んだ末の決断でした。ブログとして残す理由は、自分自身を振り返る意味と、同じような状況で悩んでいる人の少しでも助けになればということ、そして現在就職活動を始めようとしている人、新卒でこれから社会に出ようとする人にも是非知ってほしいという想いも込めて書かせていただきます。

 

  • どんな仕事をしていたのか
  • なぜ辞めたのか
  • いざ、退職
  • 辞めるべき時と、辞めた後を考える
    • 社内・社外関係が構築しはじめていたこと
    • 転職市場を考慮したこと
  • 辞めたい人へのアドバイス
    • 辞めるなら直接上司にまずは話して欲しい
    • 辞めるなら、転職先が決まってから!
  • 辞めた後のことをサポートしてくれる体制は少ない
  • 最後に 

 

 

どんな仕事をしていたのか

私が勤めていた会社は、業界としては「建築・建設」にあたり、主に商材(建築建材)を扱った営業職に携わっていました。

※具体的な会社名・携わった案件等については伏せさせていただきます。

 

会社は、社員数100名程度の中小企業であり、側から見れば世間で言う『ブラック企業』と感じる企業体制でしたが、それでも3年半続けてこれたのは、仕事に対する面白み社員の人柄の良さがあったからだと今でも感じています。まぁ、上層部(取締役や部長)に苦しめられましたが・・・・

 

なぜ辞めたのか

"辞める"と決意したのは非常に唐突でしたが、実際は水面張力を失ってコップから溢れた水のように、積もり積もったものが爆発したような状態でした。

 

まぁ、辞めた大きな理由となったのは2点ですね。

 

①責任の押し付け合い、たらい回しの現状

中小企業のイメージってどうですか?

「上との距離が近いから、意見が通しやすそう!」と思う人も多いでしょう。確かに、大企業では有り得ない、取締役や社長と2人でご飯に行ったり出張したりすることも少なからずありました。

 

ただ、会社に対する意見を簡単に述べることはできません

 

もちろんそこに関して緩い企業もあると思いますが、うちの会社では無理でした。例えば、会社のことで改善したい点を取締役や社長に話すことはご法度でした。理由は、下の業務が増えるからです。組織というのは、常に上を喜ばせるために下が蟻のように働きます。それが今の日本の組織体制です。特に古くからある大企業や中小企業はその傾向が強いです。

 

特に、私の会社では社長は神様のような存在でしたから、

その社長、いや神様に悪い情報が流れないために取締役が阻止をし、その下にいる各部門の部長が悪い情報を誤魔化そうと必死になり、その下で蟻のように働いている我々はその情報を隠蔽しようと必死でした。そして、社長は会社がとてもうまくいっている!こんな素晴らしい会社で働いている社員は幸せだ!と話している。

 

なんとまぁ、悪循環です・・・。

 

 

このような背景の中、問題は発生しました。

 

あまり詳細に触れられませんが、

ある物件の材料費について、入札前に予算が決定していたにもかかわらず、会社の方針で利益率を大幅アップして確保する必要があり、元請けとの交渉段階で提出する見積もりを変えなくてはいけない状況になりました。

 

※元請け=建築業界では、建物を建てる業者のこと。

 

直属の上司に相談をすると

「それは会社の考えに従いなさい」と言われ、

には、当初の予算よりオーバーした見積もりを提示しました。

当然合うわけなんてありませんよね。

 

それを怪しんだお客さんは、他者と比較をしました。

「こっちの方が安かったからこっち買おうと思うけど、お宅努力できる?」と言われたので会社に持ち帰ることにしました。再び上司に相談すると「俺じゃ判断できないから取締役に言ってくれ」と一人でいきました。

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