お盆ですね。世間では大型連休で、旅行や帰省を満喫している方が多いかと思います。私は、夏休みが9月なので、お盆でほぼ人がいない職場を満喫します。
というわけで・・・・
夏ペラFESTIVAL2019も終わり少し落ち着いたので、先日"ハモニポン"様よりSHIBUYA ACAPPELLA STREETの最優秀アーティスト賞の副賞として、窓の満月についてインタビューの機会をいただいたので、そちらについて書きたいと思います。
記事はこちらです
インタビューを通して改めて感じたこと
一言で言えば、「駆け抜けて来た」という印象が強い約2年間でした。それを実際に言葉にすることがすごく難しく、また自分たちが歩んできたことについて振り返りにもなった貴重な機会でした。(やっぱり言葉にするのって大事ですね・・・)
記事の中から抜粋形式でいくつかピックアップしてみます。
効率性を求めること
帰りの電車の中で「今日の練習ではこういうところができた」「こういうところが課題だった」ということを各々がLINEグループのノートにまとめて共有し、1回の練習を着実に積み重ねていくことを意識していますね
サッカーの中村俊介選手(僕ら世代の選手ですね笑)は、常日頃からサッカーノートを作成して、自主的に日々の練習を振り返っていたそうです。考えてみると、よかったことって意外と覚えていて、反省点や改善点って大枠は覚えていても、詳細まであまり覚えてないこと多いんですよね。これが、すごい勿体無い時間だと感じたことや、自身に落とし込むために練習日誌をノートに各自一言でも良いので書いています。
バンドの方針に正解はあるのか・・・
学生時代にアカペラをやってたけれど社会人になったら続けないという人がまだまだ多いのは、モデルとなる社会人バンドがいないからだと思うんですよ。でも中にはきっと「社会人になっても続けたい」と思っている人はいるはずなので、「一生続けられる趣味」としてこういった続け方もあるんだよ、というのを知ってもらえると嬉しいですね。
ここ数年で、社会人のアカペラー人口は大きく増えつつあります。 ぶっちゃけ、サークルでも5年近くいれば”古株”なんて言われるのが現状なんです。だからこそ、上記のようにモデルとなる社会人バンドが少ないのが現状です。
窓の満月は2軸による目標設定をしましたが、別にあれが正解とかでは決してありません。こういう決め方もあるという一例に過ぎません。バンドの進め方に、「正解」も「間違え」もないということは言いたいですね。そして、バンドで成功した体験などがあれば、どんどん共有できる環境づくりがサークルなどでは大事なのかもしれません
カバーするからこそ、原曲の背景まで考えたい
「その歌手がどういう気持ちでこの曲を作ったのか」という隠れたメッセージを自分たちなりにまとめて伝えたい、という思いがあり、ほぼオリジナルのメロディーも使って曲の構想を作っている
作曲者、作詞者、編曲者・・・様々な立場の人間が1曲には携わっています。時間はかかるかもしれませんが、その曲が本当に伝えたいメッセージは何か、テーマは何かを考えることはすごく重要であると思っています。また、その曲が使われている映画やCMであれば、その物語の内容まで追求したり、歌われた時代背景なども探ると非常に面白いです。
そして、常にアレンジをする上で大切にしているのは、「自分ならこの曲でお客様に何を伝えたいのか」を考えることです。それがオリジナリティーに繋がってくると感じています。
1曲を大切に歌うこと
今回のインタビューで話してない内容で、窓の満月が結成当初から決めていたのは「新曲は簡単にやらず、とにかく既存曲を詰める」ということでした。レパートリーが大抵一緒ですが、ライブのたびに新しい発見があったりするので、どれも好きな曲ですね。
色々書きましたが、あくまで自分たちが行ってきたことを話しただけです。ただ、どうすればもっとバンドをよく出来るのかを考えた末、インタビューで話した内容や、上記で記載したことが出来たのかなぁと感じています。
でも、何より一番大事なことは「楽しむこと」ですね!自分がアカペラを通じてどう楽しみたいのかは、考えるといいのかもしれません。皆さんに負けないくらい、僕もアカペラを楽しんで行きます♪