【雑記】震災から9年
久方ぶりの記事更新となります。むしろ2020年初ですね。全然更新ができずに申し訳ありません。今更ですが、明けましておめでとうございます笑
2020年突入の直後は、39度近くの謎の高熱にやられ、その後はWindows7のサポート終了にIT業界は破茶滅茶忙しくなり、新たな配属先でスタートをきり、主催ライブを開催し、コロナウイルスで世の中は荒れるというなんともすごい幕開けからの現状に至ってますね。
そして、3月11日を迎えたわけです。東日本大震災から早くも9年が経ちました。今日はそのことについて触れて記載をしていきます。
※ここから先は、震災後の写真も掲載いたします。見たくない方、思い出されたくない方は、ここまでお読み頂けただけで非常にありがたく思っておりますので、読むのをやめていただいて結構です。
震災から9年。あの頃について振り返る
恐怖に怯えた3月11日
2011年3月10日。この日、仙台市で自身が主催をするアカペライベントを開催していました。当時、僕は大学4年生の先輩5人と一緒にバンドを結成しており、先輩たちの卒業・バンドの解散ライブとして、仙台市にあるHookというライブハウスで開催をしていました。
ライブ当日に震度4くらいの地震が発生し、その時は「震度4のわりには、結構大きく揺れたな」と話しながら、夜のライブに向けてリハーサルを行っていました。その日は、何事もなくライブは終わり、仙台に一泊をして山形市に帰ったのを覚えています。
3月11日。仙台から帰宅後、アカペラの練習があり大学にむかいました。この時、時刻は14時頃だったのを覚えています。昨日のライブの疲れもあり、眠たさも感じながら練習をしている時でした・・・・
突然の細かな揺れ、そこから段々と揺れの大きさは増していき、蛍光灯がバチバチとなり始めました。こんな経験したことない!と心の中で思いながらも言葉に発する余裕もなく、慌てて外に逃げようとしました。プレハブ質の2階建の部室、その2階にアカペラサークルの部屋はあり、慌てて外に出ようとした瞬間、揺れの反動で廊下に体が叩きつけられました。まっすぐも歩けないなんて・・・その後揺れは静かに収まり、大学の学生会館前には、春休みでサークル活動をしていた学生が50人くらい集まっていました。
大学前の信号機は稼働しておらず、不安を煽るように空からは雪が降ってきました。何か情報を知りたかった俺は、ワンセグでチャンネルを調整し地震情報を確認しました。
「あれ?何か色がついた物体が流されている・・・」
チャンネルの調整が完了した瞬間に流れた映像に、最初はよく理解ができませんでしたが、よくよく見ると1つ1つが車であることに気づきました。その映像を見た時は、手が震えるどころか、すぐにワンセグを隠したくなりました。
その当時、携帯のワンセグもなくなりつつあり、ワンセグ付きの旧式のウォークマンを持っていた人は少なかったです。そのため、周囲は震源地情報などを携帯の情報で確認することはできても、映像として何が起こっているかを確認している人は少なく、明日以降の予定をどうするか友達と話している人が多い印象でした。そのため、ワンセグから流れる映像を、できることなら見せたくなかったのが本音でした。俺自身も、この映像はあり得ないと思っていたくらいですから。
実際に震源地にいた大学の友人は、電波も通じない状況だったために、ようやく避難ができ実家の山形に着いた2週間後くらいに、3月11日に何があったかを初めて知ったという話を聞きました。テレビの前で、膝から崩れ落ちたとのことでした。
3月11日の夜は片っ端から食料を確保し、真っ暗な中で友達5人と夜を共にしたのを覚えています。ワンセグの電池が切れないように、時間を置いて情報を確認しながら、互いに寒さを凌いで一夜を共にしました。
震災から2年後に訪れた石巻と気仙沼
2年後に、当時大学4年生だった俺は石巻と気仙沼を訪れました。2年が過ぎても震災の爪痕は2011年のまま残っており、復興まで長い時間がかかると肌で感じました。
校舎の窓ガラスが全て破損した石巻市の門脇小学校、波によって打ち上げられた第十八共徳丸は特に衝撃的な光景であり、津波が襲った街はさっきまで家族で過ごしていたという残り跡だけが、住宅の基礎と折れ曲がったアンカーボルトから感じました。大通りを中心に両脇に広がる光景は、跡形もない街の姿でした。あの時に見た光景は、今でも忘れられない光景です。
奥に見える橋を越え、津波が襲ってきたそうです。
震災から9年が経ち
3月11日、そこから約1ヶ月くらいの出来事を思い出すと、あの時は「どこで何が起こっているのかわからない恐怖」をひたすら感じていたように思います。忘れてはいけないと感じながらも、いつの間にか時間と共に、あの頃に感じたことは薄れて行っています。ただ、3月11日という日が来るたびに、こうして振り返ることが大事なのかなとブログを書きながら感じています。
実は、気仙沼を訪れた際に唐桑町に行ったんですが、現地の方々から「アカペラの子達が演奏に来てくれたんだよー」と話が当時ありました。AWSの方々かなと思いながら、楽器がなくても人が集まれば演奏ができる、そんなアカペラの良さをその時に改めて感じました。
9年という月日の間に、様々な出来事がありました。そして、来年で震災から早くも10年が経ちます。時間の経過は関係ありませんが、大事になのは当時に感じたことを伝えていくことなのかもしれませんね。
2019年を振り返る②【今年最後の挨拶編】
2019年を振り返る①【月ごとの振り返り編】については、下記の記事を御覧ください。
2019年大変お世話になりました
今、この記事を書いているのが2019年12月31日午後21時でございます。もう3時間で2019年の幕が閉じようとしています。毎年のように、「早いもので」という言葉を言っているように感じますが、本当に長い1年だったようで、過ぎてしまえばあっという間のような日々だったように感じました。どんな1年だったかについては下記に記載を致します。
2019年のテーマは「挑戦」
年初に立てたこのテーマの下、こうして1年間を過ごしてきました。昨年は前職を退職し、この1月より新天地でのお仕事となりました。建築業界からIT業界への転職となり、わからないことだらけの状況でしたが、それでも1年間を通して多くの学びを得ることができました。趣味のアカペラでは、九州アカペラコンサートin天草で初めての九州地方上陸を果たし、熊本の方々に大変お世話になりました。そしてSHIBUYA ACAPPELLA STREET(通称:渋アカ)では、最優秀アーティスト賞を頂き、自身のこれまで築いてきたものが形として報われたように感じました。そこからは、多くのライブに出演する機会を頂き、自身にとってもアカペラに対して様々な挑戦をさせていただくこととなりました。
アレンジャーとして、プレイヤーとしての2019年
アレンジの面においては、親愛なる岡田様の結婚式に向け2つの楽譜を製作。人生の節目となる貴重な機会に、アレンジャーとしてお手伝いをできることは非常に嬉しいことでした。また、葵さんへのアレンジ提供「朝が来る前に」の製作では、秦基博さんの楽曲をアカペラアレンジし、人間の「生と死」においての心情について表現を致しました。KTRの企画にも参加をし、高校の頃からファンだったエレファントカシマシの「悲しみの果てに」を素敵なメンバーと共に演奏を致しました。そして、オリジナルソングの編曲とPV作成。改めてオリジナルソングのアレンジについて学ぶことが多かった機会となりました。
【アカペラ】悲しみの果て - エレファントカシマシ covered by King of Tiny Room
令和2年、30歳という節目を向ける年において
様々な変化、多くの学びと経験の年となった2019年。そして自身にとって30の節目の年を迎える2020年。日本ではオリンピックが開催され、時代が大きく動く1年になると思われます。自身が考えるキャリアプランを形成していくと同時に、趣味のアカペラも様々な方々との出会いを大切にしながら、2020年も突き進んで行きたいと考えています。Windows7が終了し、これから2025年に待ち受ける「2025年の崖」に向けて世の中の技術変化と共に、ITアドバイザーとしてお客様に信頼していただける人間となるよう、さらに業種問わず、経済にも目を向けながら学んで行きたいと思っている次第です。
2020年も、ブラブロを引き続きよろしくお願い致します。
〜2019年ブラブロ記録〜
2019年12月31日時点 総アクセス数:12,918PV
2019年スタートの記事です
駅でたまたま購入した本です。面白かったなぁ
転職において未経験は注意という点について経験を元に書きました
冬ペラFESTIVAL2019について。感動のサプライズでした
Solariaさんの主催ライブを拝見した感想です
社会人アカペラーとなって3年が経った心境をまとめました
アカペラを初めて10年が経ちました。10年前と今を比較しました。
平成が終わり、令和になるということで書きました
渋アカで最優秀アーティスト賞を受賞して、アレンジャーとして考えさせられたこと
ハモニポンさんのインタビューを受けての感想です
宣伝です
オリジナリティーについて考えを書きました
ブラブロの10000PV達成記念です
前職を退職して1年が経った際の記事です
いつもお世話になっております
オリジナルソングの編曲、PVを担当しました
アカペラアドベンドカレンダーイベントにブラブロが参加しました
後輩の定期ライブに参加をしました
2019年を振り返る①【月ごとの振り返り編】
今年も残すところ、あと数時間となりました。という2018年の年末にも記載したフレーズからスタートいたします。昨年も下記のような記事を掲載いたしました。「2018年を振り返る」でございますが、2019年もあとわずかということで、自身の振り返りも込めて2019年がどのような年であったかを記載したいと思います。
1月
・新しい会社への入社(1/7)
・冬ペラ2019にてトリを務める。サプライズを受け感動(1/13)
・musescoreの暴走が始まる(1/22)※ver.3の登場
・引越しの計画を始める(1/23)
・転職後初給料をもらう(1/25)
・Solariaパイセンのライブにいく(1/26)
・初めてトランポリンランドにいく(1/27)
・まさのパーカス講座を受ける(1/28)
2月
・会社のフットサル部に入る(2/1)
・1ヶ月の研修を終え現場デビュー(2/4)
・うたあわせにスタッフとして参加(2/17)
・なまらアカペラに初出演(2/23)
・オトナリ5thライブに出演。mondoでトリを務める(2/25)
3月
・1000人が歌うThis is meの動画公開。窓の満月で出演
・九州アカペラコンサートin天草に出演(3/2)
・熊本旅行。ゆうちゃん家族にお世話になる(3/3)
・会社のイベントに参加。ストリートファイトを大スクリーンで見る(3/7)
・キャッスルマッスルのPV撮影。KTRより協力いただく(3/8)
・KAKADOでライブ。キャッスルマッスルで出演(3/23)
・けんたのライブに行く(3/24)
・春ペラ2019にスタッフとして参加(3/30)
・KTRの企画に参加し、念願のエレカシを歌うことができる(3/30)
4月
・アカペラを初めて10年となる(4/1)
・京浜、上野東京ラインのダブル遅延により会社に遅刻(4/11)
・シャカストのTwitterアカウント誕生(4/14)
・ちあきちゃんの結婚式2次会に参加(4/21)
・平成最後の出社日。帰宅の電車遅延により取り残される(4/26)
・何コン2019に参加(4/28)
・平成最後の日に、キャッスルマッスルPV「続く道」を公開(4/30)
5月
・令和元年突入
・うたあわせのスタッフ(5/1)
・Smile OBOG会を仙台にて行う(5/2)
・とみー宅でタコパをする(5/4)
・PV撮影のためにスカイツリーへ(5/5)
・Eureka!の普通の飲み会に参加する(5/7)
・京浜、上野東京ラインのダブル遅延についてテレビ朝日から連絡くる(5/10)
・ライトレインさんの解散ライブにウタオドで出演(5/19)
・NEW ERAのアレンジがKTRのサイトにて公開(5/21)
・ITフットサルリーグ(5/25)
6月
・まあさんの結婚式2次会で、窓の満月歌う(6/1)
・岡田家の結婚式参加。2つのアレンジを披露(6/2)
・水戸のアカペライベントに参加(6/8)
・引越しのために下見にいく(6/9)
・入社して以来初の大きなプロジェクトを受注(6/11)
・BBPのライブにゲストとして出演(6/15)
・川口を去る。こんにちは、平和島(6/22)
・渋アカ出演。優勝をする(6/23)
・ハモネっプのオープニングアクト出演(6/28)
・みわちゃんの送別会出演(6/29)
・脱出ゲームに挑戦をする(6/30)
7月
・オリコンサイトに掲載される(7/1)
・29歳になる(7/5)
・いちドア企画に参加。ハレノヒのアレンジをする(7/6)
・ATMから夏目漱石先生が登場(7/7)
・ハモニポンのインタビューを受ける(7/13)
・社員旅行で沖縄に行く(7/19-20)
・りんごマークのPCを購入(7/27)
8月
・初めて池袋のBOTにいく(8/5)
・ハモニポンのインタビュー記事が公開される(8/6)
・夏ペラ2019開催。OP動画が好評だった(8/10)
・夏の花火を楽しむ(8/12)
・先輩社員の送別会(8/16)
・渋谷のBBQを楽しむ(8/18)
・例の企画がスタートする。ダンスを始める(8/25)
9月
・オトナリサークルライブvol.6出演。オリジナル初披露(9/1)
・沖縄旅行幹事での打ち上げin六本木(9/6)
・葵のバンクリ。アレンジ曲「朝が来る前に」(9/8)
・夏休みスタート(9/14)
・れいなの結婚式に出席。初めてのいわき市。(9/15)
・酒田に巨大な旅客船が来航(9/16)
・アカスピEX社会人大会への出場が
・シャカスト2019開催。企画バンドで参加(9/22)
・アカスピEX社会人大会のチケット2分間で完売する(9/25)
・なまらアカペラにぱれっとで出演(9/28)
10月
・増税開始(5%→8%)となる
・つくしのOBOG会(10/5)
・ブラブロ10000PVを達成(10/7)
・ソラスト2019への出演決定(10/10)
・巨大台風が関東を襲う。家が停電になる(10/13)
・ウタオドの三周年。クックで遊びまくる(10/19)
・けんた結婚式のリハーサル(10/20)
・前職を退職して一周年になる(10/30)
11月
・山田チーム解散。飲み会で号泣(11/1)
・首里城が焼ける(11/1)
・オトナリ合宿に参加(11/2-3)
・ストリートライブを久々にやる(11/4)
・三浦チームに異動となる(11/5)
・チームアップセルマジシャンの誕生
・けんたの結婚式に参加。窓の満月で歌う(11/9)
・ITチャリティー駅伝に参加。3Kmを走りきる(11/10)
・オリジナルソング「星の向こうに」PV公開(11/10)
・アカスピEX社会人大会に出演(11/24)
・ITフットサルリーグ秋に参加。肋骨を痛める(11/30)
12月
・アカペラアドベンドイベントにブラブロが参加(12/6)
・ソラストに窓の満月で出演(12/8)
・Windows7からの入れ替え需要に追われる
・会社の忘年会。カラオケ紅白歌合戦が白熱する(12/12)
・有給でぬまちゃんがやってる私立珈琲小学校にいく(12/18)
・人生で初めてとなるチャペルでのライブ(12/21)
・クリスマスパーティーを行う(12/22)
・倉田金内大忘年会開催(12/25)
・2019年の仕事納め(12/27)
・アカペラサークルSmile☆定期ライブに行く(12/28)
・大学の後輩たちとランチ(12/29)
・2019年(令和元年)が幕を閉じる(12/31)
というわけで今年も様々な出来事がありましたね。
さあ、残り時間わずかとなってきましたが、2020年の挨拶については
長くなったので、次の記事でまとめたいと思います。
母校のアカペラサークル定期LIVEに行ってみた
年の瀬ですね。あと少しで2020年(令和2年)になってしまうと考えると、本当に早いものですねー。って毎年言っている気がしますが、今年のおさらいブログについては、明日改めて記載をしたいと思います。
さて、私の出身は山形なんですが、帰省がてら母校の定期LIVEに行ってきました。母校は山形大学、サークルは山形大学アカペラサークルSmile☆です。私は2009年入学の8期生ですが、そう考えるとだいぶ時代を感じますね笑
【定期ライブまであと39日】
— 山形大学アカペラサークルSmile☆定期ライブ (@smile_teiki) 2019年11月19日
今年度のポスターとチラシが完成しました!!!!!🦸♂️🦸♀️
12月28日(土) 開場13時から
開演13時30分から
場所:遊学館ホール
入場料:500円(高校生以下無料)
皆様のご来場をお待ちしております💓
ポスターのモデルは、、、今後のツイートをお楽しみに🤗🤗🤗 pic.twitter.com/ZttdhBJRIW
凝った演出とストーリー性のあるLIVE
今回のライブの見所として、ストーリー性を導入したライブという点でした。某RPG(ドラ◯エ)をモチーフにした、「アカペラクエスト」というタイトルで、プロジェクターを用いたストーリー性のある演出でした。おそらくストーリー性のある演出を行ったのは今回が初めてではないでしょうか。
【定期ライブまであと11日】
— 山形大学アカペラサークルSmile☆定期ライブ (@smile_teiki) 2019年12月17日
今日は凶暴で、でも可愛い!あの怪獣を紹介します🦖🦖
{楽譜を守る怪獣(聖獣)}
ある森を住処とする凶暴な怪獣。近隣の住民からはあの森に入ってはいけないと避けられている。大きな体で楽譜を守り勇者が来るのを待ち続けている...。 pic.twitter.com/meFYq1Dr61
全9バンドによる演出
私が在籍をしていた頃と比べ、非常にレベルが上がったなぁと正直関心をしました。もちろん、演奏自体のレベルの違いもありますが、ステージングやアレンジの面においても最後まで楽しむことができました。特に照明の演出が格段とレベルアップしていました。ホールでの演出となるため、照明スタッフもサークル員で行います。プロではないために、リハーサル以外はなかなか照明機器に触れる機会はありません。私も一度やったことがありますが、曲に合わせるのは難しいです。それを見事に行っていたことに驚きを感じました。
伝統ある垂れ幕と、Tシャツデザイン
会場の脇に飾ってあった垂れ幕、そしてサークルTシャツ。これらは、私の代がデザインと製作を行ったもので、今もそれを活用していることに嬉しさを感じました。どのサークルにも言えることかもしれませんが、Smile☆の好きな所として、先輩が作り上げてきたものを大切にしつつ、新しいものを取り入れていく力が挙げられます。
私がサークル員だった当時、「協賛」を導入しました。当時、定期ライブの運営においてサークル費で賄っていたこともあり、このような垂れ幕やTシャツ、パンフレットの製作に力を入れるのにも限界がありました。(もちろん、先輩方のデザインや製作は素晴らしいものばかりでした)
「協賛」は「応援していただける方々からお金という形で支援をいただく」ということで、自身たちが表現したいこと、やりたいことに対し、より責任の意識をつけることに繋がると思いました。さらに、学生のうちから「お金とは何か」について考えるきっかけになればと思い始めたシステムでした。「どういうイベントで、どういう価値があるのかを伝える(プレゼンする)こと」「お金を頂ける上で、どういう案内をすればいいのか考えること」「広告のシステムについて関心を持つこと」これらを身に着けることができるのが「協賛」です。今年も沢山の企業・事業者の方々より、ご支援をいただいたことに対し、OBとして感謝を申し上げます。
山形からアカペラを通じて沢山の繋がりをもつサークル
本当に素晴らしい演奏ばかり、さらに新しい試みなど関心する一方で、お客さんの一人として楽しめるイベントでした。ローカル局の番組にも宣伝として出演し、多くの方々よりSmile☆というサークルを認識いただいています。この環境でアカペラをやってきたことは、今でも誇りと思っています。最近では、関東でもSmile☆のバンドを観る機会が増え、非常に嬉しく思っています。私自身も、山形のアカペラは応援しているので、いつか一緒にアカペラを楽しめる日がくればいいなと思っています。
皆さんも、山形大学アカペラサークルSmile☆の応援、何卒よろしくお願いします。
昨日は山形大学アカペラサークルSmile☆定期ライブ2019「アカペラク
— 山形大学アカペラサークルSmile☆定期ライブ (@smile_teiki) 2019年12月29日
エスト」にお越しいただき誠にありがとうございました!!☺️✨
多くの人の協力や応援のおかげで無事終演することができました🎉
来年も是非お越しください!本当にありがとうございました🙇♀️🙇♀️🙇♀️ pic.twitter.com/LTv8iW1ZvQ
山形大学アカペラサークルSmile☆ Twitterアカウント
2020年のブラザー出演予定ライブの告知!!
というわけで、ありがたいことに2020年出演ライブが既に決定しています!
・2020年1月13日 冬ペラFESTIVAL2020
第8回目となる「◯ペラFESTIVAL 」。オーディションにより選出された60バンドによる1日かけての大きな祭典です!
・2020年2月2日 社会人アカペラサークルオトナリ サークルライブ
半年に一度恒例のサークルライブです。今回は、アカペラ10年目にして新しいことにチャレンジしますので乞うご期待
・2020年2月17日 NEXT presented by AcappellaParty
Acappella Partyさん主催のライブに、ありがたいことにゲストバンドとして出演いたします。夜の部のゲストは超豪華バンドが勢揃いです。昼の部も素敵なバンドさんばかりですので、ぜひ1日アカペラを楽しんでください
・2020年2月29日 なまらアカペラ
閏年となる2020年。4年に一度の2月29日に出演します!詳細はTwitterをチェック!
・2020年3月1日 ヒカリノテラス〜窓の満月✖️木漏れ日の涙共催ライブ〜
私が所属する窓の満月と、弘前の木漏れ日の涙で共催ライブを開催します!詳細は今後Twitterにて告知含め行っていきますので、ぜひ皆さんお越しください。
アレンジャーとして楽譜を作成する前に考えること
はい!ブラザーです。歌わないアカペラサークル「ACAPPELLER.JP」と、アレンジ(編曲)を愛する人々が集うコミュニティ「アレンジャーの会」による企画「アカペラアドベントカレンダー」にブラブロが参戦です!!(自分で拍手)
アカペラーの書き手が集う企画なんて、すごく素敵ですよね。昨日は、ヤマタクさんが「あかぺらぶ。」にて「アニメおたくのアカペラ布教記、アニソンバンド界隈突撃編」と題して執筆しました。アニソンに対する愛、そして自分のやりたい曲をどんどんアカペラでやっていこう!という強い想いを文章から感じました。本当に大切なことですよね!!
記事の詳細はこちら
さて、本日は「アレンジャーとして楽譜を作成する前に考えること」と題して、自身のバンドのアレンジを行うときに意識していること。作成前に何を考えているのかを、このような素敵な機会に書きたいと思います。
- いざアレンジをすると決まって、まず考えることは?
- 原曲をひたすら聴き込むだけでいいのか
- 曲を細かく分析していき、自分自身の感覚と照らし合わせる
- 森山直太朗の「さくら(二◯十九)」を考える
- 僕らはアレンジャーであるという意識
- 次回は、しげさん!!
いざアレンジをすると決まって、まず考えることは?
曲の中身云々の前に、まずは「納期」でしょうね。
いつのライブで発表するものか、練習は何回くらいできそうか・・・などをイメージして、だいたいこのくらいまでは楽譜を仕上げたいというゴールを決めて、そこから逆算を行っていくイメージです。(まぁ、やはりどうしても難しいときもありますが・・・)先にゴールを考えておくと、何かしら手はつけなきゃいけないと自身に言い聞かせることができるので大事ですね。
原曲をひたすら聴き込むだけでいいのか
今回は、アカペラによるカバーをベースに話して行きますが、「原曲はたくさん聞くべきだよー!」と耳にすることがあります。もしかしたら、私もつい言っているかもしれません。ただ、よくよく考えれば、アレンジの時や練習の時に原曲って結構聞きませんか?てか、自然と聞くと思うんですよね。だから、アレンジをする前に、無理に意識して何度も原曲を聴き込む必要はないと思います。
アレンジ前に、原曲をフルで聞く回数は3回くらい
アレンジの時にはコードの感じや原曲の楽器イメージなどもあるため、何度か原曲を聞きますが、楽譜をこれから書くという時は、個人的に原曲をフルで聞くのは2回〜3回くらいです。
「え・・・少なくね・・・」
って思いますよね。フルでしっかりと聴き込むのは少なく、細かく分割して聴くことは多いです。だって、自分が普段聞かないジャンルとかだったら、フルで聞いてもほとんど覚えてないので笑 でも、僕はこの感覚って大事だと思うんですよね。あくまで、フルを事前に聴くことは「雰囲気をなんとなく掴むため」の行為だと思っています。料理でいう下ごしらえみたいなもんです。
雰囲気を掴んでから、細かく曲を知る
普段から聞いていたとしても、いざアレンジをするとなった時に改めて原曲を聴くと、また違った感じに聴こえると思います。そして、アレンジをすると決めた時に、一発目に聴いた原曲の感じは大事にした方がいいと個人的に思います。僕の場合は、その感覚を忘れないように、ひたすらノートに直感で落書きのようにメモをしながらフルで原曲をまず聞きます。
そして、2〜3回繰り返して聴いた後に、3回目に聴いた時の感覚もノートに書いて細かく区切りながら曲を聴いていきます。時間がかかるかもしれませんが、これはアレンジにおける素材集めと、自身のバンドに対してどのように落とし込めるかを考える重要な時間であると感じています。
曲を細かく分析していき、自分自身の感覚と照らし合わせる
上記では、まずフルで曲を聴いて感じたことをまとめる大切さを書きました。次に行っていることは、曲を詳細に分析していくことです。そのために、下記のことを注視しながら分析していきます。
・なぜ、そのようなタイトルにしたのか
・この曲の作詞者・作曲者は他にどのような音楽を作ったか
・この曲が主題歌となった映画やドラマ、CMなどはあるのか
・主語や、登場人物はどのように呼ばれているのか
・曲が生まれた時の時代は、どのような時代だったのか
・この曲と似たような曲はあるのか
・歌詞が伝えたいメッセージは何か
これらを調べた上で、ようやくリズムの理解やコード進行に入っていきます。以前、ディズニー映画「ムーラン」の主題歌である「Reflection」をアレンジした時は、ネットで「ムーラン」を購入して見ました笑(まじでいい映画です)
何が言いたいかというと、別に上記の項目を理解・分析する上で音楽に関する知識なんていらないということです。どこまで深く調べて、イメージを落とし込むことができるかが大事になってきます。
あまり公開しませんでしたが、僕のメモ書きはこんな感じです。
心の瞳を作成した時のメモ書き
心の瞳/坂本九
365日を作成した時のメモ書き
365日/Mr.Children
森山直太朗の「さくら(二◯十九)」を考える
では、例えばどのように考えていくのか。過去にアレンジした曲を元に書こうとも思いましたが、それよりも僕自身も新鮮な立場に立って考えたいと思い、つい先日公開となった森山直太朗さんの「さくら(二◯十九)」を例に考えていきたいと思います。
「さくら」は2002年にリリースされ、森山直太朗さんの名を世の中に伝えた名曲です。同期のサクラのテーマソングとして今年リメイクされ、当時とはまた一味変わった「さくら」となっています。映像はワンカメの一発撮りで且つ、リハーサルも含め2テイクで撮影が終了。明らかに緊張感の漂う空間だったのではないかと想像つきますよね。
さて、上記で自分が話した「初めて聴いた時の感覚」を述べるならば・・・・
「さくら」は、卒業とか旅立ちのような印象が強かったんですが、「人それぞれが抱え込む思いや苦しみを解き放ち、自分自身に自信を持って大きくあれ」といった、応援歌であるという感じ方を新たにしましたね。桜というよりも、光を基調とした曲のように感じました。
といった感じで、初めて感じたことを踏まえて曲を知っていき、じゃぁアカペラにしたらどんな曲になるのだろうか、自分ならアカペラでどう表現したいのだろうかと考えた上で、楽譜作成にいつも入っています。
僕らはアレンジャーであるという意識
アカペラ版のアレンジだからといって、全て原曲に忠実である必要性はないと個人的に思います。作詞者・作曲者・編曲者がどのような意図で曲を作り上げたのかを想像して、そこに自分だったら何ができるのかを考えると、より面白いアレンジはできると思います。それこそ、自分自身にしかできない、自分のバンドにしかできない”オリジナリティー”だと思いますので、アレンジャーとして楽しく楽譜を作っていくといいのかなぁと思います。
次回は、しげさん!!
Vocal Asiaの日本副代表であり、優しい優しいお兄さん的存在の「しげさん」が明日の記事を担当いたします。「韓国でアカペラ活動をやってましたという話」ということで、海外でのアカペラ事情や体験談などを記載してくれると思います。僕は海外に行ったことがないので、非常に楽しみな内容です!#アカペラアドベントカレンダー 引き続きお楽しみに!